12. 鹿児島市水泳協会

当協会は、鹿児島市における水泳競技(競泳・水球及び飛び込み)統轄団体として、鹿児島県水泳連盟及び(公財)鹿児島市スポーツ振興協会に加盟し、水泳の普及、奨励、選手育成、安全指導のための水泳講習会、水泳教室等の開催を行っています。
・女性の高齢者の健康促進に寄与するため、年間を通して毎週水・金の二日間鴨池公園水泳プールにおいて生涯水泳教室を開催しています。
・水泳教室等の指導者の派遣。

会長有馬 康一

過去の成績

県民体育大会で幾度も優勝しています。

沿革・歴史

当協会の歴史は古く、設立の日は定かではありませんが、戦後、西鹿児島駅(現在の鹿児島中央駅)裏の旧国鉄管理部プールの管理・運営を鹿児島市当局から黒田清次氏(初代会長)に委託されるようになってから再発足し、同プールで市民大会・職域大会等を開催する傍ら、鴨池(砂浜)海岸で市内小学校児童の水泳教室を開講するなど、市民に対する水泳の普及・指導、選手の発掘強化に努めてきました。

昭和28年5月、協会規約を定めて組織を確立。昭和37年7月、鴨池公園水泳プール完成後は、拠点を同プールに移して事業の推進を図るとともに、県内主要大会を実施する中心的公認プールとして、その安全管理業務に万全を期してきました。

昭和47年の太陽国体前後から、各地にスイミングスクールが誕生するに伴って、学校単位の選手養成も様変わりし、今ではほとんどの有力選手がスイミングスクールの出身者で占められています。

鹿児島県スイミングクラブ協会会長 若松博文、副会長 有馬康一はともに当協会の会員で、水泳指導、選手強化に大きく貢献しています。

また、薩摩に永く伝わってきた日本最古といわれる古式泳法「神統流」は、第16代総家黒田清光師没後、第17代を継いだ黒田清博師の急逝などでしばらくは休眠状態になり、その存続が危ぶまれていましたが、日本泳法関係識者の協力によって、平成9年6月第18代黒田清定総家により復活し、現在20数名の会員が練習に励み、2名の者が日本水泳連盟所定の範士、1名が教師の称号を獲得しています。

近き将来、他の流派と同様、無形文化財の指定を受けて伝統の保存継承を目指しており、当協会としても側面から支援を続けています。

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