グループ討議での意見|令和6年度 ブロック別指導者・母集団研修会
令和6年6月に開催したブロック別指導者・母集団研修会で行った「グループ討議」で出た意見をまとめました。各団の皆様の今後の活動の参考にしていただければ幸いです。
討議テーマ
各団で実施しているスポーツ活動以外の少年団活動
⑴ スポーツ活動
- 子どもの体幹を鍛える為講師を招く
- 場所を変更して練習を行う(モチベーションアップ)
- 雨で練習が出来ない日は柔軟体操などをする
- 医療従事者を招いてウオーミングアップなどの指導
⑵ 野外活動
- バーベキュー、キャンプ、宿泊学習
(岩屋公園、八重山公園、都市農業センター、宮川野外学習センター、吹上浜、少年自然の家) - 城山登山
- 果物狩り(ミカン、ブルーベリー)
⑶ レクリエーション活動
春 | 夏 | 秋 | 冬 | 年中 |
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結団式 | 川遊び | ハロウィン | クリスマス会 | 体験会 |
歓送迎会 | 花火大会 | 運動会 | 餅つき | 栄養会 |
そうめん流し | ぜんざい会 | 親子レク | ||
すいか割り | 豚汁会 | |||
水遊び | 神社参り | |||
卒団式 |
活動の工夫
- ハロウィンの服装でバレー大会
- クリスマス会(パフェ作り、ビンゴ、プレゼント交換、公民館や福祉館を利用)
- 大谷グローブを使って野球レクリエーション
- 地域合同体験会
- 正月明けの練習時にもち米から炊いて餅つきをして、ぜんざいに入れて食べる
- みんなで買い物に行って子供達でカレー作り
- 熱中症予防のかき氷やアイスのふるまい
- イベント係りを作り役割分担をする
⑷ 文化・学習活動
文化活動
- 「せごどんえんこう」に参加
- クリーン作戦の際におやじの会主催の”門松作り”をする
- 六月灯の灯篭作成
学習活動
- 高校野球や社会人ソフトボール試合観戦
- 年に3回ほどプロの試合を見に行く
- 社会科見学(工場見学や船舶見学)
- 試合が速く終わったときに会場近くの歴史を学ぶ
- 親も含めてルールーや審判の講習会
- 勉強タイムを作ったりしてテストの提出をしたりしている
- 勉強会(宿題をする)
- 田植え(食育)
⑸ 社会活動
町内会活動、地域活動、地域行事、学校活動への参加
地域運動会、歩こう会、あいご会清掃活動、蟻の花尾詣で(郡山)、妙円寺参り(松元)、グランドゴルフ大会、遠泳の協力、地域コミュニティと稲刈り・バーベキュー、地域の祭りやバザーに参加(舞台発表や出店等)
奉仕活動
年末クリーン作戦、校区内清掃、資源回収、県道美化活動、護国神社の清掃、草刈りごみ拾いしながら歩こう会、資源回収を実施して団の資金とする
その他、グループ討議の内容
⑴ 団員募集について
体験会の開催
- 体験会は学校行事に合わせて行う(バザーなど)
- 体験会でバレーはハイキューの音楽をかけながらする
- 体験会として日付を設けずにいつでも体験可としている
- 他の種目を同日に体験会を行う(同日にすれば生徒が集まりやすい)
- 鹿児島レブナイズを招待して体験会
- 体験会では経験者しか集まらないので小学校のバザーなら未経験者も来やすい
- 体験会を実施(大谷選手の効果で部員増、グローブが届いて学校とのつながりも)
- 体験会(1日保険をかけて、翌年に向けて年末に開催)
- 土曜授業の日に体験会(各少年団がそれぞれ体験できるように準備する)
- 体験会後にアンケートを書いてもらい次につなげる
学校等との協力
- 動画を作成して学校で流してもらう
- 運動会で少年団紹介をする
- 地域運動会でユニフォームを着てリレーに参加、休憩の時間を借りて団のアピールをする
- 学校保護者LINEで活動案内
- 学校でスポーツフェスティバルを行う
SNS
- インスタグラム開設、特定の担当をつける
- インスタグラムで募集、練習試合のお誘い
- SNSで周知(写真NG者はスタンプで顔を隠す)
ポスター・チラシ
- ポスター掲示(学校、スーパー、コンビニ)
- チラシに記載する連絡先はメール(気軽に連絡できるように、練習日時も確実に伝えられる)
- ポスターに当番制ではないとの記載、プライバシーを考え写真ではなくイラストを載せる
- 年度末や初めに学校の子供便でチラシを配っている
口コミ・声かけ
- 団のレクレーションに仲のいい友達も誘う
- 退団した中学生にも声をかけて兄弟などタテの繋がりで
- 子ども同士で団員募集カード(団の活動内容等を記載)を交換
- 団員から楽しさを聞いた子供達が入ってくる
- 子ども同士のつながりが入団につながる
活動の工夫
- 体験期間を2週間~1か月もって親にもゆとりを持たす
- 全ての練習に参加できなくても大丈夫と伝える
- 週1の団員募集(週1の子も試合に出したりしている)
- 年長さんを含めて練習している
- ソフトバレーをしてバレーの入団につなげている
- 校区外からの参加可としている
- 1~4年生限定で”週1コース”を作り告知する(部費も安く設定)
- 最初は平日のみの団員で募集する
- スクール生制度(スクール生:平日のみの活動、団員:試合に参加)
- かけ持ちでもOKにしている
- 入団金カットなどのキャンペーン
- 低学年は練習生(試合に出られないため)
- 練習試合のやりすぎは子供の怪我や親の負担増につながることを、指導者に伝えることも大切
- 固定休を作る、家族団らんの時間を作る
- 勝利主義より子供達が楽しい活動、やりすぎ、勝ちだけを目指していてもダメになってしまう
- 家族との時間を増やすため試合を減らす
- 指導者と親子みんなで話し合う、同じ時間を過ごす
⑵ 団の運営について
- 大会を主催して地元企業に協賛してもらう
- チーム内でバザーをしてお下がりを販売し団費の収入とする
- スケジュールアプリを使って1年間のスケジュールを組む
- 送迎する際に年1回送迎同意書を作成している
- 負担は保護者にしっかり説明、親にも見学させる
⑶ 保護者の負担の軽減について
- 当番制ではなく出来る人がする
- 当番は前半と後半に分ける
- 車出しは、各自か集合場所までの団と、その都度出来る人で配車
- お弁当は、各自の団と係で行う(雨天時にキャンセル出来ないことがあるという問題)
- 母集団の負担減の為に当番制を無くした
- 母集団の仕事を減らす為、乗り合わせなしで送迎できる時のみ試合に出場(オープン参加)
- 試合や遠方への車の配車や手配、各自で現地集合現地解散や各々連絡をとりあう